富山県の豊かな自然は、立山連峰がもたらす恵みにほかならず、富山の最大の魅力とも言われています。
立山連峰は、北アルプスの中でも黒部川を境に西側に連なっている山脈のことです。主要な山々は、富山を代表する立山や剣岳、日本二百名山にも選ばれている毛勝山や奥大日岳等によって構成されています。また、晴れた日には富山平野から立山連峰の雄大な景色を望むことができます。
立山連峰の雪解けの水が黒部川に流れ、富山平野に豊かな自然の恵みをもたらしていることも富山の最大の魅力と言えるでしょう。例えば、富山県は米作りが盛んな地域であり、良質な米が採れる地域として全国的にも有名です。また、良質な米と北アルプスのきれいな水を使って酒造りが行われています。そのため、富山県内には全国的にも評価の高い銘酒を作る酒蔵が数多く存在しているのです。
富山県には、白山国立公園や中部山岳国立公園といった公園があり、国立公園にも指定されています。これらの国立公園では、四季折々の景色を眺めることができ、天然記念物や絶滅危惧種に指定されている希少な動物たちも暮らしているのが特徴です。他方で、観光地として名高い黒部峡谷は、観光客向けのトロッコ列車が整備されていて、期間限定ではあるものの富山の雄大な自然の魅力を肌で感じることができる人気観光スポットとなっています。
このように、富山県は立山連峰の豊かな自然の恩恵が受けられる魅力満載な地域です。